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n022 『ピッツバーグ』

「ピッツバーグ(Pittsburgh)は、アメリカ合衆国ペンシルバニア州の都市で、かつては「鉄鋼の町」として知られた。現在は「大学、化学、IT、金融、医療の町」として知られ、 2007年にはアメリカで最も住みやすい町ランキングの1位に輝きました(Places Rated Almanacの調査より)。 また、2009年にはアメフトとホッケーでのリーグ優勝、ピッツバーグ大学のバスケットボールチームの活躍のおかげで、ベストスポーツシティという称号も得ました。」(http://cmuheinzjp.wikispaces.com/Pittsburgh 2014)

「21世紀の世界経済成長の最大のエンジンが医療産業であることは衆目の一致するところである.その医療産業を核に地域再生繁栄の成功例として米国のピッツバーグが注目されている.世界中から医療関連の人材,企業,資金,患者が集まるピッツバーグの医療産業集積で中核事業体となっているのが,UPMCの略称で知られるピッツバーグ大学医療センター(University of Pittsburgh Medical Center)である.UPMCはピッツバーグの政財界・学界が一丸となり計画的に創られた事業体である.1970年代までピッツバーグはUSスティール社の製鉄工場が建ち並ぶ世界屈指の鉄鋼都市だった.しかし,経営危機に陥った同社が1982年に事業内を鉄鋼から資源エネルギーに大転換,ピッツバーグには公害による廃墟と失業がもたらされ,米国で最も住みにくい都市の一つに転落した.そこで,地元政財界・学界の重鎮が協議し,医を柱にピッツバーグを再生する成長戦略ビジョンを作成したのである。」(松山幸弘 2012)

「ピッツバーグ。かつて鉄の町として知られたこの町は、今やNPOの実験材として全米の注目を集めています。市内中心街にそびえる31階建ての通称NPOタワー。かつてアルビルットメーカーの本社だったこのビルに、現在60のNPO団体の事務所が入っています。ここで働くのはおよそ1500人。社会貢献という目的や、非営利という趣旨に賛同した人たちです。タワーには教育、保険業務、環境、地域経済の研究等、様々な分野で活動するNPOが集っています。タワーの17階にあるPPND、このNPOの仕事は低所得者向けの住宅の建設です。市民や地元企業から寄せられる賛助金を活動資金として、元建築デザイナー等、7人の専従職員がを受け取って働いています。貧しい人でも権利が得られるよう、古い家屋を改築するなど、コストをぎりぎりまで下げる工夫を重ねてきました。NPOの仕事は、充実感と醍醐味を感じさせてくれます。プロジェクトを進めるには、高度な専門性とリーダーシップの両方が必要とされます。また、地域をよくしたいという情熱が問われます。一度始めると、やめられない魅力ある仕事です。製鉄業が衰退して、人口が半減したピッツバーグ。」(林泰義 2003)

「米国ピッツバーグの小児病院では子供を楽しませるためにスーパーヒーローが窓掃除。」(Bravo to Superhero window cleaning at a children's hospital in Pittsburgh! pic.twitter.com/pVmkcCqb 2014)

No.64(2001.08.28)『環境史』

「南太平洋の絶海に浮かぶ イースター島は、起源不明の島民と モアイと呼ばれる巨大な石像群、そして未解読の文字などによって、世界の七不思議の一つとされてきた。一八世紀に初めて島を訪れたヨーロッパ人たちは、巨大な石像や精巧な石組みの祭壇と、みすぼらしい身なりで日々戦闘に明け暮れる島民とのあまりに大きな落差に驚いた。そのため、高度な文明をもった別の民族がイースター 島の石像文化を築いたと考え・・・しかし・・・太平洋全域に拡散しているポリネシア人たちが大移動をしたとき、紀元後五~六世紀に渡ってきたわずか数十人の一団が現在の島民の祖先であり、彼らがこの島に高度な文化を築き上げた・・・十六世紀半ばには、瀬戸内海の小豆島ほどのこの島で、人口は7000人以上にも爆発し、食べ物から樹木まですべての資源を消費し尽くし・・・最後は部族間の紛争に発展し互いに食い合う迄になって衰退していった。」環境と文明の世界史

No.65(2001.09.03)『センスオブワンダー』

「人間を超えた存在を認識し、おそれ、驚嘆する感性をはぐくみ強めていくことには、どのような意義があるのでしょうか。自然界を探検することは、貴重な子供時代をすごすゆかいで楽しい方法の一つにすぎないのでしょうか。それとも、もっと深い何かがあるのでしょうか。わたしは、その中に、永続的で意義深い何かがあると信じています。・・・地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をたもちつづけることが出来るでしょう。」「1962年に『沈黙の春』を著し,環境破壊にいち早く警鐘を鳴らした科学者レイチェル・カーソンによる同名のエッセイを映画化したもので、・・・米メイン州の自然の映像と美しい音楽を通して、<センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目をみはる感性>の大切さを訴えています。」小丸さんから届いた案内。9月9日京都要予約TEL 075-451-6700迄

No.66(2001.09.10)『島団地』

「建築雑誌」8月号には、2000年度の日本建築学会賞の選考過程が記されている。『御坊市営・島団地再生事業に関する計画の策定、取り組み、実施に関する業績』は、日本建築学会賞(業績賞)の最終選考で落選した。一方、『新都心創出のリーディングプロジェクト「品川インターシティ」』が、受賞した。再開発地区計画で法的に実現が担保されている歩行者大空間や緑地と一体となって、緩やかな統一感を持つ新都心の創出に貢献する・・・日本の都市開発にも影響を与えることは確実であり、そのリーディング性は大いに期待できるものと判断する・・・というのが受賞理由。業績の大小は審査方の判断であり、未だ力及ばずということであろうが、小さな地方都市が多くの困難を乗り越えて意欲的に取り組み、21世紀の地方都市集住のありかたを提示した島団地再生事業に関わる多くの人たちに勇気と希望を与えられなかったことが残念。

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