n 072 嬉しい話 嬉しい話・続編
- egawa3
- 16 時間前
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研究室で初めてカンボジアのカンポンプロック村を訪れたのは2005年だからもう20年前のこと。それから学生たちが実測調査を継続し『美しい両棲集落 カンポンプロック村の実測調査から』を発刊したのが2010年。その後も研究室のフィールドとして毎年のように 通った。
昨年の5月のはじめに早稲田大学4年生の永井銀河さんから突然メールが届き、卒業論文のフィールドとして調査したい・・・。ちょうど僕たちの調査団の団長だった横山君が東京に居るからと紹介して、11月には卒論が届いた。そして昨日、卒業設計作品が、大隈講堂公開審査・講評会を経て見事金賞を受賞したとの報告を添えて届いた。同じ日、大学のHPにも結果が公表された。
■ 卒業計画 金賞:永井銀河(古谷・田中研)、吉田和馬(有賀研)、松村拓宙(高口研)「呼吸するとぐろ -トンレサップ湖・湖上拠点-」
もとより大学の教員になるなどとは思いもしなかった僕だが、赴任した関西大学で多くの学生たちと通ったフィールドで、卒業した母校の学生が卒業設計の作品を仕上げてくれるなんて、それも金賞というすばらしい成果をあげてくれるなんて、奇跡のような嬉しい経験だ。神様に感謝するしかないね。
ちなみに、両棲集落とは、浸水期には水上集落、渇水期には空中集落となることから名付けた呼び名である。
続編
『江川先生 度々のご連絡失礼いたします。
「せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦」にて、
日本一位を頂くことができましたことをご報告いたします。』
ワオー!
横山君が公開審査の動画をあげてくれたので、
季節移住仮設集落の実測(ディテール176 2008-APRIL)をやっていた時のことを思い出しながら、楽しませていただきました。
銀河君はその後、ヴェネツィア留学ですね。笑









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